ネットやICカードの使用でもできるだけ残しておきたい領収書
コンビニや文房具店で事務用品などを購入すれば、必ずレシートを受け取ることができます。店員さんに頼んで領収書を発行してもらう人もいるでしょう。
飲食店を営んでいる人は、スーパーなどで食料や調味料などを仕入れることもあるかもしれません。その場合にもレシートや領収書をしっかりと受け取っておけば、それを経費として計上することができます。
あるいは、取引先など仕事関係者と飲食を共にすれば、喫茶店やレストランなどで、やはりレシートや領収書を受け取り、経費として計上することが可能です。
このように、街中で買い物をしたりご飯を食べたりすればレシートや領収書といった形で手元にその証拠を残すことができるのですが、では、インターネットで買い物をしたり、ICカードを使用して電車に乗った時には、領収書を発行してもらうことは可能なのでしょうか。
これを知らなければ、ただただ損をするだけ。必ず頭に入れておきながら買い物をし、電車に乗るようにしましょう。
ネットで買い物をした際のレシートや領収書は?
インターネットは本当に便利です。欲しいものがあればすぐにネットでポチッとするだけで自宅やオフィスまで届けてくれます。
ネット通販の代名詞といえば、「Amazon」でしょう。当初は書籍を販売していましたが、今では何でも手に入れることが可能です。当日に配達してくれるサービスもあり、会社をやっている人でも重宝するはず。
Amazonで何か買い物をすると、注文履歴が残ります。そこから領収書が必要な注文の詳細を表示させると、さらに「領収書/購入明細書」という項目が現れるので、それをクリックすれば、ページ全体に購入したものの詳細が表示されます。あとは、これをプリントアウトすればOK。
そのプリントアウトしたものは領収書として使用することが可能です。
もう一つネット通販といえば、「楽天」がありますよね。楽天で買い物をする人も非常に多いと思いますが、こちらではどのようになっているのでしょうか。
こちらも注文した商品の履歴をチェックすることができます。しかし、領収書に関してはAmazonとの違いが鮮明。
銀行振込やクレジットカードなどを利用すると、領収書に当たるデータはメールで送信されます。代金引換を利用するケースでは、商品が届いた際に宅配業者から渡される控えが領収書の代わりとなります。
楽天のこれが領収書として認められるのかという点については議論がありますが、購入したものを業務で使用していれば領収書としての役割を果たしてくれるでしょう。ただ、やはりこの2者を比べた場合には、Amazonに分があるのかもしれません。
ICカード「Suica」をビジネスで使用した時は?
電車のみならずバスでも利用可能なICカードの「Suica」ですが、これは駅に備え付けられた自動券売機で、利用履歴をチェック・印字することができます。印字することができれば、もちろんこれが領収書となり得るわけです。
PCからのアクセスでその履歴を閲覧することもできるようになっており、必要に応じてプリントアウトすれば、領収書として使用可能です。
これを上手く活用すれば、電車の私的な使用とビジネスでの使用を明確に分けることができますし、2枚持つなどの必要も無くなるはず。
とても使い勝手がいいですから、電車等をよく利用するなら持っておいて損はありません。切符をその都度購入するよりも、ずっと便利でしょう。