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2017/08/09

設備投資の際の4つの調達方法

設備投資の仕方は、大きく4つあります。

現金購入

現金で設備を購入します。メリットとして、設備が自社名義のものとなります。これはつまり、経営が何らかの事情で悪化した場合など、必要に迫られた場合に、売却することで現金化することが可能であることを意味します。

また、大抵の場合は一括払い、もしくは分割払いでも2~3回になるので、交渉次第では値引きが期待できます。最終的な支払総額で言えば、他の3つの調達方法に比べて、最も少なくなると考えられます。

割賦購入

割賦払いの場合は、通常信販会社のようなところを通じて分割払いをします。メリットは、一回の支払額が少なく済むことです。当面のキャッシュフローを確保しなければならない場合には特に有利に働くメリットだと考えられます。

デメリットとしては、代金を支払い終わるまでは所有権が保留となること、分割払い手数料を差し引かれることです。これはつまり、先の現金購入と比べると、支出の総額が大きくなることを意味します。

借入金購入

銀行などの金融機関が、販売会社に先に一括して現金を支払い、あなたは金融機関にその代金を分割して返済していきます。メリットとしては、販売会社からは既に購入しているので、設備は自社名義のものとなります。

つまり、現金購入の場合と同様、何らかの事情で必要に迫られた場合、売却し、現金化することが可能です。また、前述の割賦購入と同様、一度の支払金額が少なくなるので、キャッシュフローを確保したい場合にも効果が期待できます。

デメリットとしては、金融機関からの借り入れとなるため、利息の支払いが必要になることです。大抵の場合は、割賦支払いよりも皿に総支出額は大きくなると考えられます。

リース契約

設備をリース会社が購入し、あなたはそれを、賃借料を支払って賃貸します。メリットとしては、割賦購入、借入金購入同様、一度の支払金額は少なくて済み、キャッシュフローの面での効果が期待できます。

デメリットとしては、設備の所有はずっとリース会社のままです。つまり、売却して現金化することは出来ません。また、通常の場合は定めたリース期間内での途中解約はできず、万一解約する場合は違約金等を払わなければならない場合がほとんどです。

上記4つのやり方それぞれにあるメリット、デメリットを考慮し、あなたの事業内容も考慮しながら、税理士などと相談し、適切な調達手段を取っていきましょう。


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