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2017/08/17

失敗しない人材確保のコツ

経営資源といえば、『ヒト、モノ、カネ、情報』と言われている。その中で最も重要とされるのが『ヒト』の問題です。どんなに素晴らしいモノやサービスを提供し、資金が豊潤にあっても、それを提供するヒトに魅力がなければ会社は大きくならない。

また、事業が拡大していくと従業員を雇うことになる。一緒に仕事をしていく従業員選びも会社を大きくしていくうえでとても重要なのです。忙しいからといって、手伝ってくれる人ならだれでもいいということではない。

大企業なら大勢の従業員がいて、そのうち一部のスタッフの能力が低くても、会社全体の業績にはそれほど響かないが、中小企業や起業したての会社では、採用する人材の能力が業績に大きな影響を及ぼす。いかに優秀な人材を採用できるかが、事業拡大のポイントなのです。

また、人材を採用するとなれば、当然人件費がかかり固定費が高くなる。人材選びは細心の注意を払う必要があるのです。

安易に採用を決めない

応募があったからと、いちど雇ってしまうと簡単に解雇できないので注意が必要ですし、納得いく人材が見つかるまで、すぐに採用を決めないほうが良いのです。

求める人材像と条件を決める

まず、どのような仕事をやってもらうのか、それにはどのような人材が好ましいのかを
はっきりとさせることが大事です。次は雇用形態を決めます。正社員として育成していく予定なのか、即戦力のある契約社員がいいのか、アルバイトでできる仕事内容なのでアルバイトとして採用するのか。任せる仕事内容や求める人材像によって、おのずと見えてくるはずです。

求人方法を決める

任せる仕事と雇用条件が決まれば、求人を出すわけであるが、求人方法には2種類あります。求人広告のように公募する方法と、知人からの紹介による縁故採用。

求人広告を出して公募するには、求人雑誌への掲載、インターネットへの掲載、ハローワークの利用とあり、広告宣伝費もかかるので吟味して決めたいですね。求人雑誌(フリーペーパーなど)やネットへの掲載には、どの媒体か、どのサイトかによっても注目される度合いが異なるので、求める人材像に合わせて選ぶと良いでしょう。

ハローワークは広告費が不要なので、併用して活用するのがベスト。知人からの紹介による縁故採用は、事前にどのような人物なのか把握できて安心して採用できる利点がある一方、紹介してもらって雇った以上、簡単には解雇できないデメリットもあることを頭に入れておく必要があるでしょう。どちらにしろ、ポイントとなるのは面接である。

あとで後悔しない面接のポイント

公募にしろ、紹介にしろ、直接相手と対面する面接はお互いをよく知る絶好の機会となる。
社長自ら面接し、自社の求める人材像に近い人物を採用することがベストです。また、できるだけ複数の人間が面接を行い、客観的、多面的な視点で人材を見ることがポイントになるでしょう。

ひとりの人間が採用の合否を決めてしまうと、どうしてもその人の主観が入ってしまう傾向があるからなのです。起業したばかりでひとりで事業をしている場合は、一度の面接で決めずに、時間をおいて再度面接するなどすると、採用してからのミスマッチが起こりにくい。日頃から自分の会社にはどのような人材が向いているのか、考えておく必要があります。


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