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2017/08/17

企業活動に伴うその他の税等の支払いを忘れない

企業活動を行っていく上で納付の必要がある税金が、数多くあります。以下ではそのうちの代表的なものを取り上げますので、納付忘れが無いように気を付けましょう。

社会保険

ここで言う社会保険とは、医療保険、年金保険、介護保険、雇用保険、労災保険の5つのことを指します。これらは従業員と折半して支払います。忘れないように気を付けましょう。

源泉所得税

従業員の給与を支払う際に、あなたが一定金額をまとめて預かり、まとめて納付します。
預かった源泉所得税は、翌月10日までに支払わなければならないのが原則です。抱える従業員が多ければそれだけ多くの額を支払わなければならないので、これを踏まえて毎月の事業計画を立てましょう。

印紙税

一定額以上の領収書や手形、契約書には収入印紙を貼る決まりになっています。この収入印紙を購入することで印紙税を納税したことになりますので、納税手続きは比較的容易であると言えます。

ただし、税務調査などが行われた際に、一定以上の金額の取引であるにもかかわらず、収入印紙が貼られていない場合、本来の額の3倍を支払わなければならない決まりになっていますので、日ごろから貼り忘れの無いように気を付けましょう。

固定資産税

固定資産に対して課される税金です。属する自治体に納めることになっています。(各自治体から、納付額と期限が記載された納付書が送付されてきますので、これを元に支払います)
課税対象は土地や建物の評価額(土地であれば路線価、を基準とし、建物の場合は、その構成材質と建物の種類、面積、用途で決まります)なのですが、この評価額は所有者ではなく、自治体による評価を元に算出されることに注意が必要です。

償却資産税

設備(パソコン、プリンタ、生産機械など)について課される税金です。固定資産税と同様に属する自治体に納めることになっています。(納付書が送られてくる点も同様です)
固定資産税と異なる点は、設備の資産価値は自治体側では把握できないため、所有者自身で税務局に評価額を申請します。

起業したばかりの経営者にとって、本来事業だけでも大変な上に、納税手続きがのしかかってくるのですから、それはもう大変なことだとは思いますが、初年度で納付の大よそのサイクルを掴んでしまえば、後はきちんと納税する分のお金さえ準備できれば、ルーチンワークです。しっかりと各種税金を把握し、納付忘れが無いようにしましょう。


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