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2017/07/25

成果を実現するための身近なマーケティング手法とは

営業の仕事とは?

大衆に受け入れられるサービスや、売れる商品を作り上げていくために、営業やマーケティングを欠かすことはできません。

営業とマーケティングを混同してしまっている方も多いようですが、営業とマーケティングには似ている部分もたしかにありますが、根本的には異なっています。
共通点は、サービスや商品を人気が出るように、また売れるようにするという事です。

営業とは、すでにサービスや商品が確立しており、その商品やサービスをどのように売っていくのかを検討する仕事と言えます。
どのような人が「特定の商品やサービス」を必要としているか、どのように販売をしていく必要があるのか、価格をいくらにすれば良いのかということを決めていきます。

つまりそうしたサービスや商品を「売込んでいく」ための方法を考える事が、営業の仕事ということになります。営業のこうした努力がないのであれば、どんなに良い商品やサービスであっても成功を収めることは難しいでしょう。

マーケティングと営業の関係

しかし「マーケティング」は営業とは異なり、商品やサービスが先に存在しているわけではありません。大衆や市場が「どのような商品やサービスを求めているのか」という場所からのスタートとなります。

マーケティングでは多くの場合、まだ商品やサービスが生み出されていない状態、つまりマーケティングによって必要とされる商品やサービスを作り上げるということです。
いわばマーケティングとは「売れる仕組み」を作り上げている作業と言えるでしょう。

そのため営業職とマーケティングとは敵対関係になる場合もあります。
良いマーケティングが行なわれているなら、商品やサービスの売れる仕組みが出来上がっているため、商品を売り込むという営業の仕事自体があまり必要ではなくなってしまうからです。

もちろん完全に営業職がなくなってしまうということにはなりませんが、マーケティングの重要性をよく理解できます。
そのため営業職を行っている方の中には、このようにおっしゃる方もいらっしゃいます。
「営業の最大の難敵はマーケティングであり、OKをなかなか出してくれない顧客ではない」

良いマーケティングの5つの基本

商品やサービスが売れる仕組みを作り上げていくためには、5つの基本をクリアされている必要があります。
「流通と場所」「製品」「価格」「販売促進」「企業の姿勢」という5つの基本要素です。
このどれかを無視もしくは考慮しないで作り上げたマーケティング戦略は、功を奏さないものとなってしまいます。

英語で表記するなら「PLACE」「PRODUCT」「PRICE」「POLICY」「PROMOTION」という5つになり、この5つを総称してマーケティングの5Pとも言われています。
簡単に言うと、今社会にはどのようなニーズがあるのか、そのニーズに答えるための製品やサービスとはどのようなものか、どのような人を対象にするのか、どのように商品やサービスを説明して心に訴えることができるのか、価格をどれくらいにすれば購入してくれるのかという事です。

マーケティングとは一言で言えば、こうした「売れるための仕組み作り」ということです。

どのようにマーケティングを行っていくことができるのか

上記のマーケティングの意味を見てみると、膨大な情報量が必要になるということに気付かれると思います。この情報を正確に導き出すためには、大規模に行う調査や統計の収集、そのデータを詳細に分析することが必要です。

大きな会社や企業であれば、こうした膨大な情報を収集する会社の要となるマーケティング部門というものがありますが、小規模の企業の場合はそうはいきません。

マーケティングに割ける人材が少ない、もしくは人員すらいないということもあり得ます。
しかしインターネットの普及によって、マーケティングに必要な情報をインターネットで瞬時に入手できるようになり、マーケティングを少人数、場合によっては1人でも行えるようになりました。

特にHPやブログやSNSを活用した方法は、個人的にマーケティングをする上で非常に有効な手段となっています。こうした方法の特徴は、多くの資金を投入せずに不特定多数の人と接触でき、それらの人の動向や意見を調査することができるということです。

あるHPやブログを立ち上げるなら、そこに集まる方々の特定のサービスや商品に対する反応を確認できます。特定のテーマの元に集まった方をSNSなどでコミュニティにし、さらに詳しい情報を集めることができます。

商品やサービスの細かな点に関しても質問することができ、好意的に受け入れられるものと、反感を感じさせてしまうものを見極めることもできるようになります。

こうした交流の中で、価格や販売方法や宣伝方法などについても有力な情報を手に入れることが可能となります。まさに個人でもマーケティングは行える、つまり売れる仕組みを作れるということです。

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