突き詰めれば集客はたった二つのポイントが明暗を分ける
ビジネスがなかなか成功しないと嘆いている人もいるかもしれませんが、実はこの問題は突き詰めていくと二つの問題だけしかないのです。あれこれ考えてしまいがちなのですが、実際にはそこまで大きな問題ではないことに気付かされるでしょう。ではその二つの問題とは何か。見てみましょう。
自分のお客は誰なのか、そのお客は誰が持っているのか
自分のお客は誰なのか。そしてどこにいるのか。まずはこの点です。漠然とビジネスを展開していても、メインとなるべきお客の存在が分からなければ、一体誰に向けてビジネスを行っているのか定かではありません。そのため、ターゲットを絞れません。ターゲットを絞ることによって、そのターゲットに効果的な訴求はなにかを考えるのです。
漠然と「買ってください」ではなく、自分が想定するターゲットがどのような好みを持っているのか、どのような価値観を持っているのかを調べた上でのビジネスとでは、成功率は全く異なると言ってよいでしょう。
分かりやすく言えば、ランチメニューを出しているのに住宅街で出店してもニーズなどほとんどないでしょう。ランチを外食に頼るのはどういった立地なのかといえば、オフィス街や交通量の多い街道沿いであって、住宅地でランチのお店を出したところでニーズがありません。
このように、自分が展開するビジネスをニーズとしているのはどのような層で、その層はどこにいるのか。そしてどのような行動をしているのか。この点が大切なのです。
インターネット上でも基本原理は変わりません。インターネット上のビジネスであっても、自分が実践するビジネスを必要としてくれるのはどこにいるのか。それが分かれば、自分が想定するターゲットが良く見るサイトに広告を出すなど、戦略は増えるはずです。
誰が持っているのか
ある程度自分のターゲットをイメージ出来たら、ではそのターゲットを持っている人は誰なのか。いうなれば自分自身の成功モデルは誰なのかをイメージしてみると良いでしょう。
そしてその人との接点を探ってみると良いでしょう。もしもですが、接点が出来ればその人からの紹介、あるいはコラボレーションといった形でモデルとなる人間が持っているお客を奪うことが出来るかもしれないのです。
もちろん接点を生むのは難しいかもしれませんが、インターネットを駆使すれば決して難しいことではありません。
このように、この二つのポイントを考えることによって、ある程度の答えが見えてくると言っても過言ではありません。逆に言えば、ビジネスが上手くいっていない人はこの二つのポイントをしっかりと考慮出来ていないということになります。
ビジネスは需要と供給のバランスによって成り立っているのは言うまでもありませんが、それはターゲットを見極めてからこそです。
需要と供給を考えればある程度大まかなターゲットは分かるものですが、先の話に例えるのであれば、ランチはランチでも和食が好きなのか、イタリアンが好きなのか、あるいはお店よりもお弁当の方が良いのか。
一口に「ランチ」と言ってもそこには様々な種類があるのです。ターゲットの属性を細かく分類すればするほど、答えが見えてくると言っても決して過言ではないのです。
その点をしっかりと意識し、ではどういった形で提供するのか。そして、実際に自分が思ったものを提供して成功しているのは誰なのか。この点を考えれば、自ずと答えは見えてくるのではないでしょうか。
ビジネスは頑張ることも大切なのですが、頑張り方です。まずはこの二つを意識し、頑張る方向を見極めてから頑張るべきなのは言うまでもありません。むしろこれらを見極めることが出来れば、成功する確率を大幅に