PASONAの法則でセールスコピーライトを作る

2017/08/04

ホームページ、Webサイト、ブログ等にセールスコピーを書けば、それは２４時間３６５日休みなく稼働し、お客様を集めてくれます。セールスコピーライティングとは、すなわち、プリントされたセールスマンを作る、と言うことと同義だとお考えください。

では、その「プリントされたセールスマン」を作るうえで、何を重要視すればいいのでしょうか？それは、「優良な素材を集め、これを組み合わせていく」と言うことです。この時、素材ややり方をゼロベースで考える必要は全くありません。

調理と同じだとお考え下さい。あなたが農家でもない限り、土を耕すところから作り始めたりしませんし、創作料理家でもない限りは、一流のシェフだって、基本的には既存のレシピを組み合わせて新たな料理を作り出していくのです。

発想の仕方を一言で表すなら組み合わせるのが「CONNECT」で、ゼロベースで作り出すのが「CREATE」です。特に日本人の美的意識はとかくゼロベースで作り出すことを良しとしがちですが、優良なセールスコピーライトは、実の所この「CONNECT」の方が圧倒的に多いのです。

つまり、優れた素材と、優れた型さえあれば、優れたコピーライトは生み出せるのです。

上述の優れた型の一つが「PASONAの法則」で、PASONAとは、以下の頭文字を取ったものです。

「P」Problem（問題）：お客様が抱える問題点を明確にします。

「A」Agitation（煽動）：問題点を煽り立て、イメージを明確にすることで、何とかしなければならないと言うことを強調します。

「SO」Solution（解決策）：上述「P」「A」で取り上げた内容に対しての解決策を提案します。

「N」Narrow down（絞り込み）：絞り込みには２つの考え方があります。「◯◯な人向け」と言った、お客様の類型で絞り込んでいく考え方と、「◯◯日限定」と言うように期間を絞り込んでいく考え方です。それぞれ「私には必要だ」「今買わなければならない」と言う感覚を強化するものです。

「A」Action（行動）：具体的な行動を呼びかけます。「今すぐお電話を」「まずは無料体験からどうぞ」等のうたい文句です。

上述の通りの順番で書いていけば、優れたセールスコピーライティングが作成できる、と言うのが、「PASONAの法則」です。

例えば、以下のような形です。

・Problem（問題）：「最近頭皮でお困り事はありませんか」

・Agitation（煽動）：「特にこれからの季節は、脂が浮いてきて、フケ、かゆみが気になることかと思います」

・Solution（解決策）：「そこでこの薬用シャンプー◯◯をご提案いたします」

・Narrow down（絞り込み）：「特にスーツの肩にすぐフケがたまってしまう方」「今なら１か月分の無料お試しキャンペーンを行なっております」

・Action（行動）：「今すぐお電話ください」