3倍早い!バナー制作の5つのステップ

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(株)コンサルタントラボラトリーの額(がく)です。

前回は、配色を効率的に進めるためのヒントをご紹介しました。印象的な写真から色を拝借して使う!という話でしたね。

詳しくはこちらから:
【必見】●●な色は合う!配色が苦手なら… 

今回はバナーつながりでお届けです。

「なんか色々やってるうちに時間ばっかり過ぎちゃって、ちっとも形にならない・・・」そんなあなたのために、「こうすれば早い!バナー制作の5つのステップ」をご紹介したいと思います。

バナーを例に挙げましたが、ブログヘッダーやアイキャッチなど、何にでも使える方法なのでぜひ。

バナーを作るとき、大事なのは・・・

あなたはバナーを作ろうとする時、どんな風に作り始めるでしょうか?

・文言を考えながら、
・配置を考えながら、
・写真を加工しながら、
・色をあれこれ試しながら・・・

一度に色々やろうとしていませんか?

バナーをスムーズに作るために一番大事なことは、あれこれ一度にやろうとしないということです。

たとえば、料理を作るのと同じようなものです。

作るものを決めて、材料を揃えて、それから作ると思います。いきなりフライパンを火にかけても、フライパンが焦げ付くだけです。

こうすれば早い!バナーの作り方

では、どんな順序で作っていけばいいのでしょうか?今回は無理なく進めていけるよう、5つのステップにまとめてみました。

1.ゴールを決め、材料を集める

まず、目的をはっきりさせます。

「特に使うあてはないけどなんかバナー作りたいわー」…ということはないと思うので、「どこで、何のために」使うのかをまず決めましょう。

サイズやデザインの方向性がなんとなく決まるはずです。

その目的に沿って入れる文言を決め、写真や絵を使うなら用意するなど、材料を先に揃えます。

参考にしたいイメージが必要ならこの段階で探しましょう。

とにかく「これであとは作るだけ!」という状態にしておきます。

2.手書きでざっくり配置を考える

意外に大事なのがこれ。

特にパソコンでの操作に不慣れなら、まずは手で描いてみた方がいいです。

手描きの方が早いですし、実際に手を動かしてみることでイメージが湧くことも多いです。

ちなみに、「いや、絵心ないんだけどな・・・」と自信がなくても大丈夫。

私も絵心は皆無です(苦笑)

別に誰に見せるわけでもなく、自分の頭が整理できればいいので、それこそ○△×とかでいいのです。

手元で色々描いてみて、「よし、こんな風に作ろう」とイメージができたら次へ進みます。

3.編集ソフト上で配置する

ここでようやくPCの前へ。

手順1で用意した素材を、手順2で考えたように配置します。

イメージどおりに入らない箇所がたぶん出てくると思うので、足し引きを含めて調整します。使うフォントも決めて、バランスを整えてしまいましょう。

ここで大事なのは、「まだ色は入れない」ことです。

色が先に入ってしまうと、気が散ってしまって配置に集中できなくなります。

文字や写真の配置を整えて、満足行く状態になったら次へ。

4.配色を考える

お待たせしました。色を入れていきます。色が加わると、一気にバナーらしくなると思います。

ここで色を追加したことで要素が見えづらくなったり、逆に悪目立ちしたりした場合は再度バランスを調整します。

5.加工したり整えて、完成!

ここまでイメージが固まったら、完成に向けて最後の仕上げです。

グラデーションを入れたり、質感を加えたり、影をつけたり、飾りを足したり・・・イメージに合うように整えていきましょう。

ここまで終了すれば、バナーの完成です。

…と、言葉だけで書いても分かりづらいかもしれませんので、実際にどんな進め方になるのか試しに作ってみました。

手前味噌な事例で恐縮ですが、弊社EBAサイトにて配布中のE-bookのダウンロードを促すためのものという想定です。

手順2の手描きラフ、字も線引きも下手すぎなので公開をためらいましたが…実際私が手元で書くのはこんな程度のものです。人物は○(頭)と△(胴体)ですし。

少しでも参考になれば嬉しいです。

そして、もしE-bookが気になったらこちらで配布中ですのでぜひ(笑)
⇒ http://entre-labo.com/report/column/mailhandbook

慣れれば省略したりまとめられる手順もあるのですが、とにかく最初のうちは、

「一度に色々やらない」
「一つづつ確実に進める」

のが早く仕上げるコツです。

ぜひ試してみてください。

(株)コンサルタントラボラトリー
額 典子

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