[コピーのコツ]騙されないぞ!

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中村です。

『モノを売る人間』には、どうしても避けられない “宿命”があります。

それは『疑われる』ということです。

どんなに自信を持って商品やサービスを販売しても、必ず見込み客の方からは、「嘘でしょ」「うさん臭い」「どうせ詐欺なんでしょ」「絶対に騙されないぞ!」と僕たちが嘘をついていると最初から決めつけられています。

これはあなただけではなくて、僕ももちろんそうですし、全起業家・全企業の宿命です。

でも、あなたや僕たちは、その疑いを晴らして商品やサービスを必要としている人にキッチリと届ける義務があります。

なぜなら、、、

「見込み客が抱えている悩みを引き起こしている原因を解決する」のが商品販売者の使命だからです。

では、見込み客に信じて貰い、あなたの商品で人生が改善される人をどんどん増やしていくためには、どうしたら良いのでしょうか?

やり方はもちろんいくつもあります。

その中でも今日は、とても簡単だけれどパワフルな方法を紹介します。

やっぱりコピーライティング

ネットを使ったマーケティングで商品やサービス、あなた自身の事を見込み客の方に届ける方法は、

・ブログ
・Facebook
・メルマガ
・LINE@
・ランディングページ
・セールスレター

などなどあるわけですが、基本的に全てが『文章』で構成されているものです。

だからこそコピーライティングがビジネスで重要なスキルである、という事はきっとご存知でしょう。

そして、今日のテーマである『見込み客に信じて貰う』ためにも、やはりコピーライティングがとても重要です。

なので、、、

コピーライティングの観点から「信じて貰う方法」を紹介します。

しっかりと◯◯を伝えるだけ。

例えば、セールスをする時って、大幅な割引とか、限定性とか、色々なオファーをつけますよね。

それってただ「半額で売ります!」「先着20名のみに販売します!」ってだけじゃ効果が薄いんです。

というのも、

「え、半額で?それって、よっぽど悪い商品なんじゃない…?」みたいな感じで、逆に怪しまれてしまうからです。

そして、もちろん怪しまれているうちは、商品の購入はしてもらえません。

そこで必要になってくるのが『理由』なんですね。

・なんで安く販売するのか?
・なんで人数が決まっているのか?

そういった理由をしっかりと 説明してあげるだけで、グッと信頼性の増すコピーを書けるようになります。

ある有名な実験結果…

 『理由』に関して、こんな実験が行われました。

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被験者がコピー機の順番待ちの列の先頭へ行き3通りの言い方で頼む。

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1.要求のみを伝える:
「すみません、先にコピーをとらせてもらえませんか?」

2.本物の理由を付け足す:
「すみません、急いでいるので先にコピーをとらせてもらえませんか?」

3.もっともらしい理由を付け足す:
「すみません、 コピーをとらなければいけないので先にコピーをとらせてもらえませんか?」

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要求のみのときの承諾率は、60パーセントであるのに対し、 本物の理由を付け足したときの承諾率は94パーセントであった。

しかし、もっともらしい理由を付け足したときでも、承諾率は93パーセントに達した。

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この実験は『影響力の武器』という歴史的な名著で出てくるものなので、あなたも知っているかもしれませんね。

この実験結果からも分かる通り、ヒトは『理由』が添えられると理由になっていない理由であっても、すんなり受け入れてしまうんです。

ひと手間が成否をわける!

理由をきっちりと明確にする、というのはとても簡単にできる心理テクニックのひとつです。

ですが、、、

・当たり前のことだからわざわざ言う必要ないでしょ…

・メルマガの読者さんだから言わなくても伝わるでしょ…

と多くの人が理由を伝えることを省略してしまっています。

でも、「理由を伝える」ことに時間とほんのひと手間をかけると、コピーを読んだ方からの反応は大きく変わっていきます。

誰もが省略しがちなほんのひと手間が成否をわけています。

ぜひ、理由を伝えるために、少しの時間と手間を使ってみてください。

『アントレラボ|ビジネスアカデミー』
マーケティングディレクター
中村純

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